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レジ袋が有料化されて

2020年7月1日スタートしたプラスチック製のレジ袋の有料化は、世界における先進諸国から比較するとかなり遅いスタートと言えるかもしれません。日本国内の市場で商品を購入した人々が、無料のサービスとして会計時にプラスチック製のレジ袋を受け取ることが当たり前のように行われてきたのはここ数十年来の出来事であります。それ以前の人びとの暮らしのなかには「風呂敷」などの1枚の布地であらゆるものを包装するといった文化が古来から受け継がれておりました。一枚の布地を何度も使い込むことが当たり前であり、そこには「使い捨て」といったような人々の習慣は見受けられません。1970年頃からその姿が世の中に出回り始めたプラスチック製のレジ袋は、あっという間に世界中の人々の生活を支えるように使用が加速し、レジ袋の「廃棄」処理が、地球環境に大きな影響を与えるまでになりました。

食品包装容器は革新技術

19世紀は、「食品用包装容器」が近代産業の一つとして技術的に確立された時期と言われています。この技術とは、食品を金属缶やガラス瓶に密封して殺菌して、長期間の保存を可能にする缶詰や瓶詰の技術です。この背景として、当時主流であった生命(微生物)の「自然発生説」を否定する実験を行い(1861年)、「微生物は微生物から生まれる」ことが証明されたことによります。これによって食品の調理法や殺菌・滅菌方法などの食品加工技術の基礎を確立し、密封・殺菌が可能なガラス瓶・金属缶などの包装容器の開発などとまって、さらに高度な包装技術が開発されていく結果となりました。
まさに、包装容器の製造技術や食品加工技術の工場は、缶詰や瓶詰の製造技術を除いては語ることができないものであり、缶詰と瓶詰の製造技術は、近代的な容器製造技術、包装枝術や食品加工技術のパイオニアであり、育ての親でもあるといえることでしょう。

女性向けの商品包装デザインについて

化粧品販売店やネイルサロンに置く商品など女性向けの包装デザインというものがあります。印刷文字タイトルの一部にシンボルタイトルを加えたり、デザインに遊びを生んだりするといいようです。重要度の高い部位を強調するために、該当する部分の大きさや処理だけを考えるだけでなく、相対的なコントラストで考えていきましょう。女性に向けたフォントを選ぶ必要もあります。サービスの特性と読んでもらえるフォントを選びましょう。化粧品の販売といったものや店舗のイメージに合わせて、地の文は明朝体がいいでしょう。この明朝体を基本書体に選びます。裏面のリード文は、ウェイトの細い明朝体を用いましょう。明朝体を用いると繊細さを感じさせるデザインに仕上げていきます。太いフォントで長い文章を書いたりすると、紙面がくろぐろとなってしまいます。これでは読んでもらうのは難しくなります。長い文章の場合は、明朝体を使うといいでしょう。色数の方は絞って同系色でまとめます。商品を引き立たせるような清潔感を感じさせるベースカラーにホワイトを選びます。このホワイトをシンボルカラーにしてミニマルな配色にしましょう。色数を絞ることで、上品に仕上がります。色を多用すると煩雑な印象を与えるだけではなくて、読みにくくなってしまいます。これでは受け手に対して優しいデザインではなくなります。商品が使用している色と同色、あるいは同系色を使用することで、印象が落ち着きます。見やすい紙面になるように工夫しましょう。フォーカスポイントであるタイトルを加工用に商品の切り抜き写真を配置しましょう。レイヤーとスケールによって誌面に奥行きと躍動感がでてきます。特に意図がない場合、商品写真は傾きをつけましょう。

百貨店向け商品の包装

百貨店向けの商品の包装では、色合いを上品にまとめることが大切です。価格を目立たせながら上品で華やかなものになります。その中でもリーズナブルさを表現するは、情報量は、中・大、写真は切り抜き版、文字組はやや緊密、価格表示は、中・近、配色は明るいです。余白と優しい色調と、背景つきの商品写真といったもので高級感を表していくと効果がでてきます。

文字組と価格表示を高級表現にすると、アクセサリーなどの値段設定の高いものに使えます。バーゲンセールで並んでいても上品なイメージになりますし、安っぽい印象にはなりません。緻密な文字組と配色の効果で高級感を維持したデザインになります。価格表示を大きくしない緻密な文字組で高級感を表します。

配色のほうは、同系色のピンクにと統一するなどして、そこに少量の青や黄色といった色でアクセントをつけてみるといいでしょう。すべてリーズナブル表現にするのは、高額商品のバーゲンにも使えます。カジュアルでお買い得というのを打ち出すために、大きく力強い文字で堅実なお買い得感を表すことも。そこにアニメでコミカルな人物を加えたレイアウトで、親しみやすさを出すというのも場合によっては必要かもしれません。もし情報量と価格表示を格安表現にしすぎてしまうと、百貨店向けではなくスーパーのセール向けのようになってしまいます。

優しいトーンの配色と価格表示を控えめにするということで、激安感をやわらげつつも必要な情報を伝えることができます。穏やかな感じで見る人に癒やし気分を伝えられたら成功です。癒やし感のあるお買い得情報が載ったデザインになります。いろいろなパターンを試してみましょう。

世界のゴミ問題と包装ができること

すっかり悪者になったと言ってもいいプラスチック。包装業界にとっては大きく方向転換を迫られる状況になったといえます。そんな中、さまざまな課題の解決に貢献するイノベーションの可能性について考えることがとても重要です。

日本の市場というのは、大きな再成長のポテンシャルを秘めているといいます。そして何より最新技術を生み出す国でもあります。「真のソリューションプロバイダーとしての世界規模の能力を感じて欲しい」と語る素材科学分野の大手の会社もいます。包装業界は、世界のゴミ問題に挑んでいかなければなりません。また、工業用包装、食品包装、衛生材料分野における高性能ポリオレフィン樹脂なども取り組む分野として注目され続けています。真空ガス置換トレーシーラーが開発されました。これは総生産数、機械の回転数などのデータを収集できて、計画的な生産体制の確立に役に立ちます。機械は水洗いできる構造も強みです。ガス置換包装というのは、食品の寿命を伸ばすのを実現できます。惣菜、水産加工品、農産加工品など広く活用できるということで高い需要が見込めます。まいたけなどのきのこが全国区になったのもパッケージの進化といえます。そしてこれを世界規模で広げることができるのも包装の進化です。現地仕様の包装で輸出することで、現地でも受け入れられるようにしています。

安全安心こそが日本の食品の大きな利点です。国産品の輸出拡大には包装によって安心安全を守っていかなければなりません。包装の品質向上こそが、日本の食品産業を支えることになると思います。また、高い鮮度保持への要望も叶えていくことも、包装業界の大きな発展につながるのではないでしょうか。

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EVOHについて

EVOHは、ガスバリア性に優れた材料です。EVOHは、エチレンとビニルアルコールの共重合体であり、エチレン含有量が異なるとバリア特性も大きく異なります。炭化水素類およびエステル類に対しては、EVOHはMDPEよりも際だって優れた非収着性を示し、アルコール類およびアルデヒド類ではMDPEと同水準か、逆にEVOHの方が大きい収着性を示す場合があります。したがって、包装材料の内面材料として使用する場合、リモネンなどの炭化水素系芳香物質を含むものや炭化水素系溶剤などの内容品に適しています。

PVDC樹脂は、塩化ビニリデンモノマーと塩化ビニル、アクリル酸メチルなどのアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリルなどのモノマーとの共重合体です。PVDCは、コート用、単体フィルム用、共押出フィルム・シート用として、ガスバリア性包材の中で最も多く使用されていますが、PVDCコートフィルム(Kコートフィルム)の使用量が特に多いようです。Kコート用の樹脂としては、塩化ビニルとの共重合体が一般に使用されています。フィルム基材としては、2軸延伸PP(OPP)、2軸延伸NY(ONY)、PET、無延伸NY(CNY)など、種々のものが使用されています。

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スナック菓子の包装は楽しいもの

スナック菓子はパッケージが命。そういっても過言ではないと思います。日本のスナック菓子も可愛いものが多く、そのパッケージを使ってお人形やお家を作ってSNSにあげている職人さんもいます。包装紙そのもののクオリティが高いからできることかもしれません。

輸入菓子店などに並んでいるのを見ると、その国の特性というのが見えてきたりします。最近はスナック菓子でも一回食べきりみたいな量で売っているものがあります。例えばナッツ。二口食べたら無くなりそうな量ですが、お菓子はカロリーが高いので気を付けないといけませんね。ナッツのパッケージはウォールナッツやドライチェリーなど中に入っている物をデフォルメして載せているものが多いようです。日本では中身を漫画のようにパンダや犬に似せたり、擬人化して描いたものを載せているものが多いですが、商品をあまり大げさにツヤツヤさせてみたり、大きく見せたりということはないようです。クレームが来そうですから。それに誇大広告じゃないですけど、法に触れたりしますから、加減が難しいようです。

輸入スナック菓子のパッケージは、ユーモアがあって、明るくて、おしゃれでないと売上に響きそうですが、あえておしゃれにしないパッケージもあるようです。100年前と同じものや、古いアメコミの主人公のようなものもあります。デザイン変更をするにも、小さな会社だとその決断も大変のようです。とはいえ、デザインより何より、消費者の嗜好というのは変わっていくものです。嗜好の変化に対応していかなくてはいけません。食べる環境や形状、色彩というのも時代で変わってきたりします。昔からのままでいいという商品はあまりないようです。

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包装の未来と世界の包装について

少し前まで、包装のアイデアというのは海外にヒントがあるように思われていました。また、技術といえばバリア力とか軽いとかそういったものが求められていましたが、それが今は環境に配慮したものでなければならない時代になっています。循環型社会の中心にいるのが包装業界ともいえると思います。サステナビティの再検証も必要です。

また、研究をしなければなりません。この研究ということからいうと、大学発の包装新技術というのも注目されています。日本は技術のちからでいろいろなタイプの包装を作ってきました。ただ今まで育ててきた包装基材、包装技術といったものを環境に配慮したものへと切り替える必要になってきたということです。バイオ包装材料などで、土に還るものといったことも研究が盛んになってきています。個食が増えた関係から、一回飲みきりなどの商品が増えましたが、ゴミも増えてしまいます。また、グローバル企業が完全にプラスチック容器をやめるという宣言もあります。これに対応するのも包装業界です。プラスチック容器に変わるものを作り出していくことも大切です。また、紙を使った容器などが日本発信であったりします。小さな会社にとってもビジネスチャンスということになるようです。

食べられる包装紙というのも出てくる可能性もあります。家庭がゴミを捨てるときリサイクルという意識は根付いていると言えますし、街歩きをしていたり、駅などでジュースを買った時にポイ捨てするということも減ったと思います。反面、このように徹底されていない国もたくさんあります。やはり世界で売るということの先には、商品を包んでいる包装の行き先も考えなければならないと思います。

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