レジ袋が有料化されて

2020年7月1日スタートしたプラスチック製のレジ袋の有料化は、世界における先進諸国から比較するとかなり遅いスタートと言えるかもしれません。日本国内の市場で商品を購入した人々が、無料のサービスとして会計時にプラスチック製のレジ袋を受け取ることが当たり前のように行われてきたのはここ数十年来の出来事であります。それ以前の人びとの暮らしのなかには「風呂敷」などの1枚の布地であらゆるものを包装するといった文化が古来から受け継がれておりました。一枚の布地を何度も使い込むことが当たり前であり、そこには「使い捨て」といったような人々の習慣は見受けられません。1970年頃からその姿が世の中に出回り始めたプラスチック製のレジ袋は、あっという間に世界中の人々の生活を支えるように使用が加速し、レジ袋の「廃棄」処理が、地球環境に大きな影響を与えるまでになりました。